Pythonのクラスや関数を簡単に選択するvimプラグイン

vimでhtml編集してるとテキストオブジェクトが便利ですよね。例えばformタグの中にカーソルがある状態で「vat」とキーを叩くだけでform全体を選択状態にしてくれるアレです。

pythonでもクラスやメソッドを簡単に選択できたら楽なんですが、なんかいい方法ないかなーと思ってたらpython_fn.vimというプラグインがありました。

導入方法

python.vim - A set of menus/shortcuts to work with Python files : vim online

↑から最新版(現時点ではver.1.13)をダウンロード。

ダウンロードしたpython_fn.vimを$VIMFILES/ftpluginに入れます
($VIMFILESはwidowsの香り屋版だとruntimeというフォルダ)

ただし僕は$VIMFILES/ftpluginに独自にファイルを追加したくないので、$VIMFILES内にafterというフォルダを作り、さらにafter内にftpluginというフォルダを作って、その中にpython_fn.vimを配置してます。

操作方法

]t      -- ブロックの先頭行へ
]e      -- ブロックの末尾行へ(カーソルは行の最初の文字)
]<      -- ブロックを1インデント分左へシフト
]>      -- ブロックを1インデント分右へシフト
]#      -- コメントアウト(行頭に#を挿入)
]u      -- コメントを解除
]j      -- 次のクラスへ
]J      -- 前のクラスへ
]f      -- 次の関数へ
]F      -- 前の関数へ
]v      -- ブロックを選択
]d      -- 関数を選択
]c      -- クラスを選択
]<up>   -- 同じインデントの前の行へ
]<down> -- 同じインデントの前の行へ

ちなみに]および]は最後(最初)の行まで行くと、ひとつ上のインデントの次(前)の行へ移動します。

結構昔からあるプラグインなのでご存知の方は多いかもしれませんが、知らなかった人は一度お試しあれ。